ヴァイナル☆ヂャンキー別宅

すきなことものおとをぽつぽつと

2011.11.26 HARRY@下北沢Garden

ex THE STREET SLIDERSのフロントマン。ハリーのLiveに参戦して来ました。

Harryは、スライダーズ解散後、蘭丸の事を忘れきれない時期が長かったけど、やっと、自身でROLLする術を身に付けてからと言うもの、孤高のブルーズマンとしてマイペースに、しかし、濃ゆい活動を続けている俺の大好きなヤツ。

そんなHarryが、New Album 「土と灰」を引っさげたツアーの東京公演、下北沢GARDENに参戦して来ました。

下北沢GARDENは震災直後にルー・ルイス、7月にゾンビーズに続き、今年3度目のハコ。

すっかり改装も済んで、見易いハコに様変わりしていたGARDENに、HARRYの登場です。

今回も、セカイイチのリズム隊を率いた、3ピースのバンド形式のライブです。

ライブは、MC一切無し。唯一聞き取れたMCらしいMCは、「どーもねぇー」の一言。譜面を用いて歌詞を見ながらの進行です。

StonesのDNAを引き継ぐHARRYは、当然の様に、1曲1曲毎にギターをとっかえひっかえしながらの演奏になりますが、ギターを替える時のハリーは、正直言って、「よぼよぼのおじぃちゃん」にしか見えません…

しかし、ひとたびマイクの前に立つと、往年のまんま、ルーズでいながらここまで味のあるG.を弾ける奴を日本人ぢゃ知らないよ。って位のご機嫌なブギをぶちかましてくれます。

声も、昔と同じ。倍音が良く出るVo.

下手なMCが無く、よぼよぼのセッティング。

もうね。往年のブルーズマンの様な佇まい。って言うか、個人的には「神」の領域に近づいた様にすら見える位神々しく見えましたよ。

 

ソロになってもいつも、スライダーズの曲をやってくれるHARRYですが、今回は、なんと! マンネリ・ブギをアンコールにやってくれました!!

本当に良いライブだったなぁ。

 

俺は、やっぱり、ハリーが好きなんだな。

って改めて気付かせてくれるLIVEでした。

行って良かった。